【プリアラ】おいしい未来のつくりかた

キラキラ☆プリキュアアラモード

「大好きでつながる世界」をつくる。
物語の最後にキュアホイップがエリシオと結んだ約束。
そして彼女自身の目標。

それはとても「おいしそうな未来」ではありますが、
同時にあまりにも遠すぎる道のり。
でも、彼女なら絶対に大丈夫。

※本記事はプリアラを最終話まで視聴された方を読者に想定しております。
 ネタバレにはくれぐれもお気をつけ下さい。
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良いことはカタツムリの速度で

「大好き」ですべての生き物がつながった世界をつくる。

彼女も馬鹿ではありません。
これがほとんど不可能な目標であることは、彼女にも十分わかっています。
それでも、彼女の抱負は揺るぎません。

宇佐美いちかといえば、失敗がもはや日常化された世界線を生きている女の子。
いったいこれまで、どれだけの尊い食材を漆黒のクッキー崩れに変えてきたことか。
そんな彼女にとって、失敗はもはや前提条件。
ものごとが簡単に自分の思い通りに運んでくれないことなど、とっくに折り込み済み。
いわば彼女は失敗を前提に、「大好きでつながる世界」の実現を謳っているといえます。

「大好きでつながる世界」作りも、スイーツ作りも本質は同じ
どちらも、おびただしい数の失敗を経ることで少しずつ「できあがり!」に近づいていく。
大事なことは、挑戦をやめないこと。
どんなに絶望的な状況でも、それでも前を向く。おいしい未来を諦めない。意地でもトライ・アンド・エラーのサイクルを回し続ける。
そうすれば、世界は少しずつプラスの方向に漸近していく。
良いことはカタツムリの速度で進んでいく。

彼女にはきっとそんな確信があるのだと思います。
大好きでつながる世界作りが簡単にはいかないことなんて、そんなことは最初から想定済み。
どんなに犠牲を払っても、進み続ければ、進み続けることができる。
世界というものはそうした努力により少しずつ発展していくものなのでしょう。

でも、進み続けるための原動力はいったいどこから?。

いちばんのマストアイテム

スイーツ作りと同じ、失敗が前提の「大好きでつながる世界」作り。

この壮大な夢の道中には、きっとたくさんの呻吟苦難が待ち受けていることでしょう。
挿入歌「勇気が君を待ってる」で歌われているように、ときには、自分だけではない、他の誰かをも傷つけてしまうこともあるかもしれません。
それでも、きっと彼女は前を向いて進み続ける。
なぜなら、大好きだから
それが、自分が心からやりたいと思えることだから。

何度へこたれても諦めない、というより諦められない、なぜなら、大好きだから。
諦めないことよりも、諦めてしまうことの方が辛いから。
「大好き」の気持ちがある限り、彼女は否応なく挑戦し続けることができます。

「大好き」は、私たちが目標に向かって挑戦し続けるために絶対必要な、
一番の原動力でありマストアイテムなのです。
途方もない夢、「大好きでつながる世界」作り。そのために最も大事なこと、
それはこの「大好き」な気持ちを切らなさいことだと、私は思います。

結論

「大好きでつながる世界」、おいしい未来の作り方、それは、「大好き」を原動力に、トライ・アンド・エラーのサイクルをまわし続けること。

もっというと、できるできないは二の次で良い、自分の「大好き」を、心からやりたいと思うことを貫こうとすることが大事なのだと思います。

そうした心からの努力を積み重ねていけば、きっと、マイナスの世界を少しずつプラスに変えていける、どんなに達成不可能に思える目標も、徐々に達成に近づけていくことができるのです。

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